3月14日(土)
D-01編成に別れを告げて再び新白島へ。上りホーム入口にはこんな看板が。どっかのテレビで開業工事中の作業員の方が「(開業に)間に合わないかもしれない」とインタビューで話していましたが、駅周辺を見るとその雰囲気がチラホラと・・・ 本当に突貫工事だったことを実感します。
ガリバートンネルの入口…もといアストラムライン・新白島駅の入口。今までのアストラムラインの駅とは打って変わった開放感あふれる明るい駅になっています。
アストラムラインの新白島駅からJR駅方向を。 式典の準備が着々と進んでいました。
準備からも盛大に式典が行われた様子が察せますが、式典はすでに他の多数の方が扱っているのでスルー。式典をかっ飛ばして広島駅に移ります。
そしてやって来たのは記念すべき227系初の安芸路ライナー運用に充たるA-02編成。いよいよ227系に管理人も乗車しちゃいます。
乗車列のほぼ先頭を確保できたのでドアが開くと同時に迷いなく運転席の真後ろへ。気分は姫路で115系から223系に乗り換える感覚と同じです(笑)
そして広島発車。すでに運転席も添乗員さん合わせて5名が乗車されていて窮屈そうでした。写真は天神川手前、103系時代同様に90km/hオーバーまで出しますが、それでも静かで軽やかなコーナリングです。
そのまま海田市~矢野でも単線とは思えない猛加速で快走、ホント一度乗ってしまえば中毒性の高い車両です(怖) しかしながら狙いあって矢野で下車。
加速が本当に静かですよ~ しっかし、わずか一日で呉線の顔は大きく変わっちゃいました。
そして30分後、反対側から現れたのはD-03編成! いよいよ最後の奇跡が始まります。
いつものように休日の街に繰り出そうとしている人が待つホームに停車。一方広島側からは銀色の電車が来ていますがぁ・・・
はい、いただきました☆彡 227系の試運転時にも何回かこういう光景はありましたが、事実上最後の103系×227系離合。奇しくも3並びです(微笑)
年の差・約半世紀。 しかしながら両方とも営業列車なんです。まだまだ撮りたいアングルは色々ありましたが、ここでD-03編成に乗らなければ当分後悔してしまいそうな予感がしたのでこれにて乗車。案の定D-03編成最後の運用でした。
本来3番線に到着→安芸路ライナーで折り返し…のはずですが今日だけは2番線に到着。これにて広島の103系は幕を下ろしたのでした。写真からもわかると思いますが、最後は一般の方だけでも立ち客が出るほど乗車されており、本当に通勤型電車としてデビューし、通勤型電車らしく幕を下ろしたのでした。
その向かいの3番線にはすでに差し替えの227系がスタンバイ。これが世代交代なのかと全身で痛感したのでした。
一方もぬけの殻となったD-03編成。最近の通勤型電車のラストランと言えば横浜線・埼京線の205系(ハエ28を除く)や筑肥線&福岡地下鉄の103系6連固定車の引退が記憶に新しいですが、ここまで日常感溢れるまま引退した車両がいたでしょうか?
「背中で語る」とかじゃないですけど、静かに消えてゆく姿が本当にかっこいいです。。。
もう再び営業に入ることはないことを示しているかのような「回送」の2文字。
旧跨線橋とほぼ同じ時間だけこの時代を生き、 そしてほぼ時を同じくしてこの世を去る。現代が転換期にあることを感じさせられます。
そして入換灯がついていよいよ本当にラスト。最後の最後まで103系らしい渋い加速でした。
最後にケツ打ちを。この後管理人は別のネタに夢中で撮りそびれましたが、昼過ぎにはD-02編成とともに下関に廃車回送された模様です。ありがとう広島の103系。。。。
一方、実質的に隣で103系の運用を置き換えた227系。下関方の幌が復活していたA-05編成でした。
〆は「しんはくしま」の文字が姿を現した広島駅の駅名標で。いよいよ新たな一年が始まりました。
この後は広電の方でネタがあったのでそちらへ。たちまちJRのダイヤ改正関連はここでいったん締めます。最後に、ありがとう広ヒロ103系!!
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