1月8日(土)
謎の北海道一周の翌日、本日は日帰りで本土最東端・納沙布岬を目指します。
まずは始発のおおぞらで釧路へ。引退間際にしてキハ283初乗車です。
新夕張~新得は駅間が長すぎるためか車内でこんな表示が。とはいえトマム~新得は景色の変化に富むので結構気に入っている区間です。
釧路からは快速で根室へ。厚岸で何かイベントがあるのか、それとも日常的にこんな混雑度なのか、とにかく通勤電車並みに賑わっていました。
2時間強移動してついに日本最東端の(有人)駅へ。厚岸を過ぎて海が見え始めてからの半島を走っている感が良かった。
とにかくあちらこちらで歓迎されていました。何だこのマスコットは…
根室駅前でバスに乗り換えていよいよ納沙布岬へ。岬が近づくにつれて北方領土関連の看板が目に見えて増えた印象。
バスを降りると岬ならではの道案内がお出迎えです。左のモニュメントから散策していきます。
"四島のかけ橋"という名のモニュメント。雨が凌げるどころではない大きさです。
今は老朽化等で休館中の望郷の塔。北方領土からでも見えるようにこの高さにしているんでしょうけれど、なんせこんな端っこの地に別府タワーよりも高い塔があるんだからインパクトしかないです。
こんな感じで本土最東端というよりかは北方領土に関するモニュメントが無数にあります。
しまいには本土最東端の碑とだいぶデザインが似た石碑も。
ちなみに本物はこっち。宗谷岬と比べて断然観光客が少なかったのですが、こうなってくるとその原因がアクセスの悪さだけではない気がしますね…
岬から少し離れたところには灯台も。稚内の灯台と比べてこちらはずいぶんこじんまりとしています。
その灯台の裏には野鳥の観察小屋が。額縁のような観察窓から眺める水平線がただただ素敵でした。
そろそろ日が暮れ始めたので根室の市街地に戻ります。
このまま根室駅までバスで戻ってもよかったのですが、そうそう根室に来ることはないので途中下車して徒歩で東根室駅へ。夕焼けが他の街で普段見るものと比べてどこか壮大でした。
事前に何も調べずに訪れたのですが、日本最東端の駅はまさかの板張り。これは一本取られましたね。
駅前にも最東端を謳う碑が。無人駅なので、根室駅で東根室駅に関する到達証明書とかを配布していたのですが、受け取る際に記入するアンケートで東根室駅の訪問有無を聞いてきたので、観光客にももっと訪れてほしいようです。
余談ですが、納沙布岬で怪しい"半額の"お土産を購入。チョコレートと書いてあって不審すぎましたが、ビニールの魚を開けると中から普通のナッツチョコレートが出てくるだけでした。ちょっとがっかり。
道中で対向列車が遅れて20分ほど遅れて釧路に到着。ギリギリの接続でしたが、ここからは最終のおおぞらで札幌へ向かいます。始発同様、またもキハ283を堪能できました。
早いもので周遊パスが使えるのも明日まで。
9日目に続きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿