デルタの窓口

2014年12月13日土曜日

走る語り部 江波へ

12月4日(木)

天皇皇后両陛下の被災地訪問2日目だったこの日、どういう経緯でこうなったのか、被爆電車でおなじみ650形の1両・652号が江波へ貸し出されました。その前に珍しく広島市内に出てきた14614号を。



















 しばしば都心線の沿線を北上していって十日市町。反対側から本日のお目当てがやってきました。江波管轄を走る広電カラーは多少の違和感があるものの、やはりカッコいいです。



















舟入通りを下る652号。暮れゆく江波路をベテラン車なりに疾走していきました。



















ラッシュ時にはまだ早かったのか降客もほとんどないまま、あっという間に江波へ。最高時速35km/hでも侮ってはいけませんね…



















とりあえず入庫。後ろに白島運用を終えた1000形が見えているので、差し替わるかなと思っていましたが…



















間に1本挟んで折り返してきました。 冬の日暮れは早く、まだ17時半前なんですがこの暗さ。とはいえ、一年に一度あるかわからないイベントですから日没後も続行します(笑)



















停車中のシーンならいくらでも撮れるものの、 あえて流しに攻めます。(=いい結果はあまり伴いませんでしたが)



















ガラガラだった車内も舟入本町くらいから増え始め、横川駅到着時にはそれなりの乗車率でした。485系にも言えますが、頭上灯って魅力的ですね。



















ヨーロッパを意識した近代的な駅舎に佇む古参車。それ以上に「夜」というシチュエーションがたまりません。



















そしてあたかも日常的な光景のように何事もないまま一路広電本社前へ。



















夜の広島を彩るそごうのネオンをバックに。広島の摩天楼・リーガロイヤルホテルをバックに入れてもいいかもしれませんね。



















あの渋い車内ばかりに目が行ってしまう650形。夜はいっそう意識してしまいます。日赤病院前にて。



















折り返しはせっかくなのでと思ってドリミネーションと絡めるも惜しい結果に。まあこれで明朝ではなく夜に650形が走ったことは記録できたのでよしとしましょう。



















最後は相生橋で。最近レンズの手入れを怠っていたからか、街灯の反射がとんでもない感じになっていますね…(滝汗)



















見送りはケツ打ちで。営業運転から引退して貸切用にするという噂もある650形、あと何度広島の夜を行く650形が見れるのか楽しみながらも複雑な心境です。



















最後にちょこっと情報を手に入れたのでこの便を。1日1本しかない四季が丘北行きについに幕車が代走で入りました。念願の黒幕ゲットです。



















ちなみに代走にあたったのは39594号。 最後の華と言ったらあれですが、もうすぐ廃車になるであろう車両です。



















貴重な側面幕も。バイパスって「BY-PASS」なんですね(笑) 初めて知りました。



















余談ですが、この後踏切事故でダイヤが乱れた宮島線。しばし全便が廿日市行きになりましたが、幕は宮島口行きで運行管理の方もてんやわんやしてました。




















夜の街を駆ける650形、次はいつ見れるのでしょうか…

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