デルタの窓口

2015年1月12日月曜日

769号・ラストラン

1月9日(金)

目の前にあると分かっていればじっとしていられない管理人の悪い癖。
ということで769号最後の勇姿を見に再び江波へやってきました。車庫の留置数を見ても分かる通りすでに終電間際。



















761号・763号の時とほぼ同じ時刻で 江波を発っていきました。使い古された言葉ではありますが、「最後の旅路」が始まります。



















どこまで走っても先行電車がいない夜の舟入路を駆けていきます。舟入町辺りで10分近く遅れていた8号線の終電と離合。



















20分足らずで横川へ。思えば横川に750形が来るのもフラワー臨以来8ヶ月ぶりのような…



















すでに横川駅には人影があらず。そもそも私がこの時間に横川に来ること自体が初めてなので少し新鮮です。



















1ターンで折り返し。廃車回送と言えば一般的には「戻ることのない道」と例えられますが、この場合そういう表現が…(汗)



















寺町で2号線の終電を先行させるべく小休止。その間に十日市町に回ります。ここで横川線とはさようなら。



















そして3号線で走り慣れた土橋のカーブを静かに曲がっていきます。いよいよラストスパートです。



















結局観音町で5006号に追いついたり。 まあ金曜の夜なので終電が遅れるのは仕方ないといえば仕方ないような・・・



















平和大通りはスルーして広電西広島へ。ここで宮島線からの牽引車両を待ち合わせるんですが…



















なんと待つこと30分、やっと宮島方から試運転幕の3802号が到着しました。その後769号が3番線に入線、そして3802号がもはや神業のように細かすぎる加減速を繰り返して最接近→連結棒を介して連結といった流れでした。



















発車準備の間に桜川のストレートへ。街灯一つないという悪環境でしたが、これが移動可能距離の限界です…(苦笑)



















牽引される769号。ほんと、つい数十分前までバリバリに飛ばしていて「まだまだ走れるんじゃん」と思ってしまうほどでしたが、いざ牽引されると「いよいよ廃車なんだなぁ」と切なくなるのでした…



















どういう事情なのか、769号も宮島線内は試運転幕で牽引されます。 JRを習ってか、連結面はライトで照らし合います。(ヘッドライト同士というわけにはいかないようですが)



















そしてテールライトもないまま一路・荒手車庫を目指すのでした。さようなら、769号。




















事情あって同行していたorihika氏ととも追っかけはここで終了。
この後はATSの誤反応などハプニングもあったようですが、そちらはYoutube等からご覧いただければと。
管理人が幼いころから見ていた769号、思い入れがたくさんある分、未練もわずかながらありますがこうして最後を見届けれたのでよかったです。
本当に65年間お疲れ様でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿