デルタの窓口

2023年1月15日日曜日

雪国リベンジャーズ Part1

1月2日()




宮島→宮城の翌日。福島で阿武隈の鉄印を入手するところからスタート。
雪国とはいえど年始の大寒波はさすがに堪えたのか、色んな電車が若干ずつ遅れてました。

板谷峠を越えて米沢へ。
全然関係ないですが、この日の目的地は秋田。ただ、羽越本線が強風でお亡くなりになって道中野宿コースの可能性は大いにあったので、非常食がてら峠の力餅を車内から購入。


さらに北上して赤湯で下車。在来線の本数があるおかげで、そういえば山形新幹線は乗ったことないですね…


前回は荒砥まで乗り通して一切途中駅に寄らなかったですが、今回は鉄印求めて長井で下車。朝日岳が程よく雪化粧していました。


長井の駅舎内。1年半前に市役所との一体型施設に建替えられたためか、あらゆるものが最新でした。左下の売店なんて朝のこの時間はキャッシュレス無人売店でした。


暇だったのでスプリンクラーでぐちょぐちょの雪道を歩いて總宮神社へ。かの坂上田村麻呂が創建し、直江兼続が修理した由緒正しき神社で初詣。

境内には兼続が植えた杉も。こんな素敵な神社で旅の安全祈願をしたので、きっと旅程は崩壊しないはず(フラグ)

最寄りのあやめ公園駅はこの日まだ誰も利用していなかったのか、自分の足跡つけるまで真っ白でした。確かに田舎で年始に朝から列車乗る奴なんて余所者ぐらいですわな。


待合室には昔ながらの黒板が。ちなみに右のノートは、駅ノートに見せかけたただの清掃日誌でした。ズコー


出羽山地を背に帰り便。悲しいお知らせですが、これがこの日の晴れ空の見納めです…

今泉で山形鉄道を離脱して西へ。最長片道切符ぶりに降りましたが、まさかこんな山形のなんでもない駅に再び来るとは。


米坂線が昨夏の台風で長期不通なので代行バスで坂町へ。小国でトイレ休憩があったのですが、文字通り横殴りの猛吹雪でした(この猛吹雪がまだ序章なことをこの時は知る由もなく)

坂町で1時間半の待ち時間。本来ならいなほに乗り継げるダイヤになっているのですが、代行バスなので数分差で乗り継げず待ちぼうけ。


暇つぶしがてら駅から数分のイオンへ。撮影禁止臭かったので載せないでおきますが、中のゲーセンに電GO!3000番代のアーケード版がありました。テンション上がって神戸線快速とはくたかを走破。

このままだと電GO!課金が止まりそうになかったので村上へ。ちなみに電GO!の隣には2009年の太鼓の達人(羞恥心とか気まぐれロマンティックの世代)もあったので本当にやばかったです。


村上からようやくいなほで羽越線を北上…なのですがここからが鬼門。
この後由利本荘から最終で矢島行って由利高原鉄道の鉄印を入手するわけですが、同時間に秋田から来たいなほは強風で90分以上の遅れ。さて…

A.予定通り酒田まで特急課金して酒田から鈍行で由利本荘(所定は22分接続)
B.由利本荘までプラスで特急課金(所定は52分接続)
C.鉄印諦めて秋田まで移動して野宿回避

※村上到着時点で12分遅れ

…選ばれたのはBでした。よく言えば折衷案、悪く言えば一番出費してかつワンチャン野宿な選択肢ですがはてさて。


………勝ちました!
結局30分遅れで由利本荘着。後続の鈍行は発車20秒前に到着して雰囲気的には接続取ってなかったようなので、結果最適解でした。ありがとう坂上田村麻呂。ありがとう直江兼続。


無事に矢島でも鉄印を入手。だいぶギャンブルでしたが、広島の人間が秋田と山形の県境に到達する難しさを思えば必要な賭けでしたでしょう。


折返しまでPC開いて時間潰していたわけですが、左のマネキンの視線が熱かったですね…(こなみ)


夜にかけて日本海からの風も弱まったのか、その後は何事もなく秋田入り。一駅手前の羽後牛島で下車して橙宿に滑り込んだのでした(物理)


猛吹雪はまだまだ続きますが、冬の日本海側とかいう輸送障害の山は乗り切りました。3日目へ続く。

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