デルタの窓口

2024年3月4日月曜日

しまなみトライアスロン

11月26日()




本当のしまなみトライアスロンは伯方島を一周するだけのようですね。
それはさておき、松山・小倉フェリーで松山観光港に上陸。7時までに下船しないといけないのですが、6時40分ぐらいに乗務員が一部屋ずつ起こして回っていました。

21時~23時と4:20~5:30だけ開く謎の売店。申し訳程度にカップ麺も売っていたので、そういう需要に対応しているのでしょうか。

長いブリッジを渡ってターミナルへ。大きい船なので遠くに停泊させられるのも仕方ないですね。

そのまま高浜まで歩いて中島へ。完全に御船印目的です。


中島まで行くと折返し時間的に散策できないので、一つ手前の野忽那で下船。人口80人弱の小さな島です。15年前から休校の小学校。


門こそ立派ですが、島の治安ゆえに塀がないので、かつての校庭遊具は森に還ろうとしていました。


島の北側にある皿山の展望台へ。ギャグみたいですが遠くに見えているのは倉橋島です。

ちょうど広島から来た始発のスーパージェットが通過。ジェットフォイルに比べると遅い印象でしたが、白波の立ち方からしてやっぱり速かったんですね。

中島汽船は硬券でした。余談ですが、船内売店の兄ちゃんは接客時以外ずっとPS4で遊んでいました。文面だけだと状況が理解できないと思いますが、すこぶる自由過ぎる…(笑)

観光港の沖でシーパセオとスライド。こう見るとはやとも2ってデカいですね。

高浜で伊予鉄に乗り継いで大手町へ。ちょうど交差するタイミングでした。


最近入ったクルマを記録がてら何枚か。とうとう海の向こうの5000形の本数を追い越しそうですね。


いっぽう最古参51号も元気に走り回っていました。置き換えがひと段落するにはまだまだ時間がかかりそうですね。

ややこしいことになっている例の列車。もう少し行政とコミュニケーションが取れればこんなめんどくさい話にはなってなかったと思いますが…


続いて高速バスで一気に大三島へ。


そのまま歩いて多々羅大橋へ。本当は市駅から1本で広島県内まで行けたらよかったのですが、そんなバスは存在しませんでした。


今治⇒福山のバスに乗り継いでもよかったのですが、便利な足が道の駅に落ちていたのでそのまま越県。今度は今治から通しで走破したいですね。


そのまま生口島の耕三寺へ。すっかり一大観光地になってしまいましたが初訪問でした。


例の丘はもうなんたらグラムで摺られまくっているのでマニアックな方へ。


入口では数えきれない石仏がお出迎え。一方通行の洞窟になっていて、一度地獄に突き落とされてから仏様に救済されながら地上を目指すというストーリー付きの洞窟です。


エンマ大王の裁きを受けているシーン。以下4枚ほど閲覧注意です。


洞窟の通路に何枚も壁画が飾られているゾーンに突入するのですが、描かれている内容はどれも地獄そのもの。これは磔にされて舌を抜かれているシーン。

からの斧で首を切られるシーン。最近のコンプラが厳しい世の中ではSNSにすら挙げられないグロテスクさですね。(あくまで撮影禁止ではないです。)

続いて火の海。何を見せられているかよくわからなくなってきましたが、あくまで「富豪のコレクション」です。


地獄を抜けると摩崖仏がお出迎えしてくれました。この辺は実際に現地に行って見てみてください。
そんでもって例の丘へも。つまりこっちは天国ってことなのでしょうね。

天国の丘から瀬戸田の造船所を。異国感あふれる光景が瀬戸内にあることを思い出させてくれます。

瀬戸田からは自転車を積める航路で尾道へ。少し離れていますが、笠岡諸島のフェリーと姉妹会社だったはずです。


結局尾道で帰広。なんでもない土日にはちょうどいい小旅行でした。ではでは。

2024年3月3日日曜日

関門海峡を切り裂いて

11月25日()




御船印を集め始める遥か前から気になっていた航路を楽しんできました。
僻地の港みたいな光景ですが、これでも小倉駅から徒歩10分強です。

従業員通路みたいな廊下を通って乗船。廊下の先は普通の階段なのでバリアフリーのバの字もないです。


今宵のお供は1987年デビューのフェリーはやとも2。九州~関西航路の多くが2度世代交代している中、この航路はずっとフェリーくるしまとの2隻体制です。


船内は他の長距離航路であまり見られなくなった質素な造りでした。これはこれでいい…


二等寝台の8人部屋。繁忙期は相部屋なのでしょうけれども、この日は貸切でした。とはいえどのベッドを使っていいかは指定されています。

夜行フェリーにしては遅めの21:55に出港。新門司港から出る航路とは違って小倉の夜景を背に出港するので、旅情が溢れていてたまりませんね。

ロビーのモニターに表示されていた現在地。船のイラストが旧塗装なあたりポイント高いです。

出港して30分ほどで門司港沖を通過。北九州発着の長距離航路は数あれど、関門海峡のど真ん中を突き進む国内定期航路はこの松山・小倉フェリーが唯一です。

からの関門橋通過。情報量が多すぎますね。

少し離れてもう一枚。左に門司港、右に下関の夜景を据えた感じが風神雷神のごとく貫禄が溢れていて、今思い返しても脳裏に焼きついているシーンでした。

イベントがひと段落したところで大浴場へ。いうまでもなく貸切でした。
乗り物ヲタク的には面白い航路なのですが、なんせ関西航路の1.5倍は値が張りますからね… 
今回は以上です。

111周年RTA

11月23日()




こんなブログを読んでる方には今さら説明不要とは思いますが、広電開業111周年でした。
不運にも出社日でしたので、昼休み+1時間のボーナスタイムで突貫訪問してきました。

最近増えた広告車たち。有馬記念なんてこの日にしれっとお披露目の在り様です。


ピット見学には偶然このタイミングで千田にいた5203号が抜擢。


ステージ要員として51号も登場。緑に戻した結果、こういうイベントでも使いやすくなりましたね。

今年の体験電車も352号。ヘッドマークに※注意書きを入れるセンスはさすがですね。(褒めてないです)


30分ちょっとで650形に戻るともう方向幕が変わっていました。この時期にしては珍しくいい天気なこと。


長いこと千田で眠りにつく5103号。1008号も然りですが、5000形と違っていつかは復帰してくれるんですかね…?

洗浄線には3906号と762号。3906号は車内開放もあり、ラッピング解除前最後の花道でした。


個人的にはもう少しスポットライトが当たってほしかった3003号。順光側は582号にブロックされてなんともいえない状態でした。

一通り散策したところで本日のハイライトへ。中古部品のオークションに本気で参加してきました。

オークションが終わってしまえば全部個人の所有物になるので、最後に記録がてら何枚か。

言わずもがなですが本命は宇品五丁目の電灯。最寄り電停を自宅に生やすために参加してきました。


からのサプライズ出品。事前に告知されていた出品リストにはなかった旧宮島口の臨時改札運賃表が奥に眠っていました。
パネルのどこにも宮島口と書いてないですが、真の広電ヲタクならその虹色のデザインだけで分かる至極の逸品です。今でも正月や水中花火で乗客がごった返す旧駅舎の宮島口がよみがえりますね。

結果はこちらから。冬のボーナスが吹っ飛んだ気がしますが、大満足の結果でした。
今回は以上です。