デルタの窓口

2021年8月16日月曜日

最長片道切符の旅 8日目

8月15日()

本来今日は長野を目指す予定でしたが、飯山線・大糸線・篠ノ井線がトリプルコンボで終日運休になってしまったために、新潟にもう一日滞在することにしました。
ひとまず、最長片道切符で長岡手前の宮内までの区間を消化します。
(なぜか駅名がどこにも表示されていないですが、一応寺尾駅です… 某ネカフェの最寄り駅でした)

まずは越後線で柏崎まで。路線図からの偏見で、越後線=海にほど近い平地を走ってそう、なんて思ってましたがこんな丘の上を走るんですね… 近鉄奈良線の石切とかもそうですがロングシート車でこういう区間に乗ると、日常の中に非日常が溶け込んでいるのを五感で実感できるのですごく好きです。

吉田からは運よく115系でした。柏崎の象徴・ブルボン本社とセットで。


そのまま信越本線で宮内に抜けて本日の最長片道切符の旅は終了。広電ヲタクにとってすごく親近感のある駅名で何よりです(?)


…とさすがに午前10時で1日を終えるわけにはいかなかったので、えちごワンデーパスに転戦してまずは弥彦線へ。地図で見たら日本海がもう目の前だという場所なのですが、そんな地にこれほど険しい山があったなんて初知りです。


地味にお昼時はすることがなかったので、前に某ケンミンショーで見て気になっていたバスセンターのカレーへ。ターミナルにこんな大衆食堂が残っていること自体が奇跡ですよ…


そしてそのカレー。写真が下手で恐縮ですが、ルウがとても黄色いです。豚骨ベースでとろみのついたルウと大量の福神漬けの組み合わせが永遠に飽きさせない美味しさでした。


戻って新潟駅の周辺を散策。この駅ビルを解体している光景、何故かわからないですがとてつもなく親近感がありますね…


さてさて夕方の本命です。
長岡での乗り換え待ちで適当にみどりの券売機叩いてたら、運よくばんえつ物語号のボックスシートが1つ空いていたので乗車することにしました。フリーパスの区間と折り返しの兼ね合いで津川からの乗車です。


C57-1が近くにいる街で育ってきた人間にとって180号機は遠い存在でしたが、、三原で8月6日に完成しているあたり、広島人として無視できない存在だったんだと初めて気づかされました。


せっかくなのでテーブルに切符を散らかして。ほかのボックスシートにもチラホラお一人様がいらっしゃったのですが、そうは言うてもお盆真っ盛りなので大半の乗客は家族連れでした。


4号車の展望室。客車内に郵便ポストとかそういえば昔テレビで見たなあっていうぐらいには予備知識なしの探検気分で乗っていました。


津川からの途中乗車でしたが、1時間強もあればガッツリ楽しめました。この日の新潟は時々晴れ間も見せていたので、新津到着前にはきれいな夕焼けが垣間見えました。ゴダイゴの999が脳内自動再生されるぐらいにはエモかったです。


最後に車内を。新津19時前に着くにはもってこいの絶妙な車内灯の暗さが推せます。


偶然ホームを歩ていて夜汽車っぽい画角が目に飛び込んできたので一枚。梅小路で大量に蒸気機関車がいるところを歩いていてもつくづく思いますが、C57は客車列車が格段によく似合います。

最後に前からも一枚。空席が生んだ偶然の楽しみでしたが、想像以上に夜汽車の沼に引きずりこまれてしまいました(笑) また乗りたい…


その後は右のキハ110で羽越本線の未乗区間を走破。幸いにも明日以降は飯山線等が復旧するということで、最長片道切符の旅を再開します。
それにしてもいい息抜きでした。今度は日没が早い季節に別の客車列車に乗ってみたいなと企てています…(笑)

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