デルタの窓口

2023年10月9日月曜日

はじめての沖縄 その1

8月13日()

かねてから国内鉄道完乗を目指して全国を飛び回ってきたわけですが、いよいよ未乗区間が1%を切りました。最後に残ったのは南阿蘇とゆいレールの2本。

というわけで今夏は南の島へ飛びました。広島から飛ぶと本数が少ない分どうしても割高になるので伊丹経由で。その足で前日は大学の界隈で昼夜飲み倒してました。皆帰省しているタイミングだったので、ついでの関西にもかかわらず渡りに船のごとく予定が決まってありがたい限りです…

那覇まではB777-200。ドル箱路線とは縁遠い地方民なので、トリプルセブンもはじめましてでした。外から見る以上に機内は広かった。

2時間ちょっと飛んで沖縄入り。47都道府県で最後まで未訪の地だっただけに、さすがに降り立って最初の10分ぐらいは鳥肌立ってました。
まあそれも束の間で、乗り継ぎ時間があまりないので、フードコートでソーキそばを流し込んですぐに連絡バス乗り場に向かったわけですが。さらに西を目指します。

伊丹を発って5時間半、ついに日本の最果て・与那国島に上陸。
低緯度の離島だからだと思いますが、とにかく空が広かった。プロペラ機なので、文字通り最果ての地に「降り立てた」のも旅情を最高級に醸し出していました。

離島の空港らしく、手荷物受取所はカーテン一枚挟んで外に直結するコンパクトスタイル。レーンの内側の島の模型がこれまたいい味出しています。

空港を外から。初沖縄が実質与那国島なので、「本当に来ちゃった」って感じで呆気にとられていました。こんなにあっという間に来れてしまったらまた来てしまうじゃない。。。((


空港の前でレンタカーを借りて島一周ドライブへ。
ここまで来ると役場ですらお洒落に見えて仕方ないですね。ちゃんとシーサーいるし。あと、入口のバス停が役場前じゃなくて「役場」なのが生活感あって素敵です。

東崎(あがりざき)へ。文字通り島の最東端ですが、野生の与那国馬がそこら中にいました。島民より馬の数の方が多いのでは。(実際は人間の方が15倍いるらしいです。。。)


東崎から東シナ海を。先週千葉で見た太平洋とはまるで違う海というか、絶海の孤島ってこの景色のことを言うんだなと身をもって学びました。

毛色が違う与那国馬も。正確には調べてないですが、きっと琉球王国の時代から何百年と変わらない景色なんでしょうね。。。

島の南側に移動して「南牧場」を突き抜ける道へ。脚が多すぎて伝説の動物みたいになっていますが、3頭の与那国馬が毛づくろいしあっていました。


時計回りに島を移動して西﨑(いりざき)へ。この景色が見たくてはるばる与那国に来ました。


お盆ど真ん中にもかかわらず、まさかの石碑を独り占め。LINEのアイコン用に自撮りして、好きな曲流しながらしばらくボーっとして、みっちり入り浸ってました。


西崎の駐車場でこの日のクルマを。そう簡単に島外と行き来できる環境ではないので致し方ないですが、エアコンの効きの悪さとブレーキの甘さはなかなかでした…(笑)

西崎から下って数分のところにある最西端の店。東崎の周りは広大なサトウキビの草むらが広がっていましたが、西崎は割かし近くに集落があります。


そんなこんなで1周してちょうどタイムアップ。最後に給油したら小洒落た満タン証明書をもらいました。


再び空港へ。14時の空と言っても騙せそうですが、これ18時の空です。あと「与那国空港」じゃなくて「空港」なのが小さな島感溢れていてよき。


偶然見つけたバスの時刻表。こんな離島でも22時代までバスがあるのかと思いましたが、飲酒文化と関係があるのかもしれませんね。


到着ゲートの前にあった時刻表。島民の利便性無視で外様が好き放題書いていますが、アナログであってほしいところがきちんとアナログなのが本当に素晴らしかった島でした。

帰りの飛行機が石垣から到着。来た時にあった雲もなくなって、空の雄大さが4792%増しになった気がします。


最後は石垣まで30分の短時間フライト。次こそはフェリーで与那国往復ですかね…((


さらにバスで30分ほど揺られて石垣の中心地へ。まったく土地勘なかったので道中で色々調べていましたが、人口微増を続けてついにこの前5万人の大台に乗ったそうですね。そりゃドン・キホーテぐらいあってもおかしくないわ。。。

そのままバスターミナル近くの東横インへ。大冒険していてすっかり忘れていましたが、ここまで二夜連続飲み倒していたので、この日はさすがにすぐ寝ました。翌日へ続く。

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