デルタの窓口

2023年10月9日月曜日

はじめての沖縄 その2

8月14日(月)


与那国の翌日。今度は日本最南端の有人島を目指します。

8時の高速船に揺られること80分、あっという間に最南端の島に着いちゃいました。

当たり前ですが至る所に「波照間」の文字。死ぬまでに一回ぐらい行けたらいいなと思っていた場所だけに、ついに来たかって気持ちです。一世一代の散策を始めていきませう。

港近くの店でレンタサイクルを借りてとりあえず一周することに。
そういえばレンタサイクル屋の受付が、必要な個人情報を書いたら好きな自転車どれでも乗っていってOKなスタイルで少し戸惑いました。何番の自転車を誰が借りたかとかいちいち紐づけなくても信頼のもとに成り立つのが島なんでしょうね。なんくるないさー。


与那国は馬でしたが、波照間はヤギ。
与那国馬は天然記念物なので間違っても馬刺しにはならないですが、こちらではヤギ汁が島の郷土料理だそうで…


日本初の可倒式風車。台風と共存するための技術らしいですが、思いのほか近くまで近づけたのでその大きさに圧倒されていました。

島の東側にある交差点の標識。たぶん日本で一番小さい青看板では。(知らんけど)


というわけで波照間空港。2008年以来定期便がないですが、2015年に建替えられたという謎の経歴を持っています。


島の南側へ。与那国に負けず劣らずの雄大な青空でした。

そして最南端の地へ。海からだいぶ離れたところに石碑が立っていますが、高波のことを考えると致し方ないのかもしれないですね。。。(ちなみに与那国の最西端部分は丘になっていました)


最南端の地から南方面を。この海を南へ約1,200km進み続けるとフィリピンに上陸できるらしいです。ちなみに北北東に1,200kmほど進むと釜山です。何やねんこの立地。


再び自転車を走らせて島の西側へ。まだ半周しかしていないですが、もうすでに、「生きているうちにもう一度波照間に行く」って決心していました。それぐらい吸い込まれる何かがありましたね。


日本最南端の自販機。ネットで調べるとよく故障情報が上がっていましたが、この日は何事もなく稼働していました。


島の西側からさらに西を。ほんと、どこを切り取っても絵になるからこの島はすごい。


ニシ浜。この前まで沖縄偏差値が30だったので、沖縄で泳ぐなら竹富島のビーチでしょって思っていましたが、行くべきは間違いなくこっちですね。人も数えられるぐらいの人しかいませんでした。


さっきの空港看板よりはレベルアップした標識。
だとしても「集落」って謎ですけどね。集落に名前付いてないのかな。


島の中央にあったため池。盆前に台風が通過したはずですが、数日でだいぶ干上がってました。そりゃ台風街道でもため池がいるわ…


ここからは集落の散策へ。波照間島にもガソリンスタンドがありました。


波照間駐在所。だいぶ凝ったデザインですが、自分の島がそんな隅に追いやられるデザインでええんか…


波照間小中学校。小中合わせて50人程度だそうで、個人的には思いのほか多い印象でした

島のほぼ中央部に位置する波照間灯台。内陸にある珍しいタイプの灯台ですが、なぜ内陸にあるかは調べても出てこないですね。(一説では島の存在を知らせるための灯台だから岸壁にある必要がない、といった説明がありましたが)


波照間のマンホール。日本でサザンクロスが見える数少ない島ということで、そりゃもう次回は泊まりで来るしかないでしょ(影響されやすい奴)

がっつり3時間探検したところでフィニッシュ。本当に面白くも魅力的な島でした。

行きは双胴船でしたが、帰りは小型の短胴船。その分スピードは出るので、20分巻きで石垣港に着きました。最後の竹富島付近~石垣港手前なんて、30ノットぐらいのフルスピードで竹富航路と続行していたので、謎に芸術性にも触れられました(?)

長くなってきたのでその3へ。
余談ですが、この波照間でのサイクリング3時間で、2週間ぐらい日焼けの痕がヤバかったです。割かし焼けにくい肌質のはずなのですが、ノーガードで真夏の波照間は無謀でしたね。。。

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