デルタの窓口

2025年7月13日日曜日

世界遺産になる前の佐渡へ

5月19日()




時空の歪みが半端ないですが、世界遺産登録前の佐渡に行っていました。
港へのアクセスバスが微妙な時間でしたが、シェアサイクルでちょうどいい時間に到着。

近いのか遠いのかよくわからないですが67分で佐渡に上陸。佐渡汽船最古のぎんがでした。


港でレンタカーを借りて島内の徘徊へ。ほぼ通り道だったので最初に佐渡空港へ。

空港の建屋内は自由に立ち入りできるようになっていました。空港カードが無造作に置かれており、都会であれば転売されそうですが、これでうまくいっているあたりちゃんと離島ですね。。。


続いて島の西側にある北沢浮遊選鉱場跡。異世界すぎますね。。

50メートルシックナー。近づけないのが惜しいですが、戦時下でこれだけ存在感ある施設が作られているのがすごい。

少し山を登って金山へ。バス停が金色でした…

中は2コースに分かれており、リアルな人形だらけでした。

金脈発掘祝いの宴の再現。展示はだいぶ充実していました。


続いてトロッココースへ。ギリギリ平成まで走っていたためか、現役時代の遺構が結構残っています。


坑内のモーターカー。解体の手間を省きたかったのか、かなりの両数残っていました。


最末期まで掘っていたであろうエリアへ。どうやって機回ししていたか謎のままでした。。。


屋外に抜けて整備工場へ。そこんじょそこらの地方私鉄に引けを取らない立派な工場でした。


中にはヲタクの心をくすぐるターンテーブルが。千田車庫でもここまではなかったはず。


名物の割戸。地下を掘ると山頂が削れるメカニズムがよくわからないですが、自然の力はすごいですね…


再び線路を歩いて鉱石を積んだままの貨車に遭遇。結局最後まで鉄ヲタの心をくすぐるスポットなのでした。

金山を後にして島の北側へ。
大自然が織りなす独特の地形を楽しんでいました。


大野亀。岬がここまで隆起しているのも初めて見た気がします。

早いですが、タイムリミットが来たので港に戻ります。最後にトキ…、ではなくサギを見つけました。トキの森公園は次回への宿題ですね。。

というわけでジェットフォイルで引き返します。帰りはつばさでした。

途中、佐渡に向かうぎんがとスライド。周りに何もなく視界良好ですが、それ以上にスピードが出ているので、対向を認識してから一瞬の出来事でした。

最後に新潟駅で一杯。本当によくない施設です(褒めてる)

本当は飛行機で大阪に戻りたかったですが、あいにく席一つも空いていなかったので東京経由で戻ります。少し癖のある列車案内がされていました。


この後は5時間半かけて帰広しました。この半月で一生分のジェットフォイルに乗った気がします。それでは。

信越を駆け抜けて

5月18日()




この前屋久島で大自然を浴びたばっかりですが、遠征日和の天気でしたので長野へ。
夏至も近づき明るい時間の広島駅からスタート。

外観はだいぶ出来上がってきました。県外出張の前後で日々の変化は目に焼き付けているのですが、カメラを携帯できていないので、結局旅行の出発前後に記録する流れになっちゃいます。

一気に名古屋に抜けてしなのに乗換。上りしなのに乗るのは初めてなので、奮発してグリーン車にしました。

しかも奇遇なことに、前々日にも関わらず最前席が空いていました。
気づいたら長野まで3時間張りついていました。

長野駅前で車を借りて戸隠へ。屋久島ほどではないですが、いつかは行ってみたいと思っていた場所の一つでした。

500mほど歩いたところでよく見る杉並木のゾーンに。急にスピリチュアルな雰囲気になりました。

梅雨入り前の行楽シーズンですが、意外と人の波が切れる場面もチラホラ。時々歩みを止めながら独特の世界観に浸っていました。


入口の大鳥居から歩くこと20分、いつの間にか奥社に到着しました。
普段はおみくじ程度で済ますことが多いですが、珍しくお守りも買いました。

長野駅に戻るとダイヤが崩壊していました。2時間強ぶりのはくたかで上越を目指します。

神社に行ってそうそう不運だなと思いつつ糸魚川へ。謎の乗り換え時間も発生してしまいました。。。

気を取り直してここからはリバイバル急行で東へ。本当であれば市振往復から楽しめる行程でしたが、乗れただけよかったことにしましょう。

455系側。慣れ親しんだ顔だけに、被写体としても色々撮りたいところ。

今回は413系側の自由席で。車内もそれなりに手が込んでいました。


車内には謎の神社まで。

30分ほどで直江津に到着。他の急行3便と違ってかっ飛ばす&途中駅停車時間わずかなので、一番急行らしい走りを楽しむことができました。


このまま新潟に抜けてもよかったのですが、せっかくなので少し戻って筒石へ。この異世界をかつて419系が走っていたのヤバくないですか。

列車が去って改めて。こういう駅だと湧水が流れる音とかしがちですが、文字通りの静寂に包まれていました。

ホーム入口。美佐島と違って日常的に貨物列車が通過するので、そこは注意が必要です。


本線を跨ぐあたりに上下線ホームへの分岐点。階段の段数こそ大したことないですが、長さがそれなりにありますね。

上下が合流した先に最後の難関。土合に比べれば可愛いもんですが(笑)

駅舎。集落から坂を下ったところに駅舎があり、そこからさらに潜ったところにホームがあるという、マクロな観点ではだいぶ奥の深い駅でした。

改めて地上から大階段を。20分ほどいましたが、誰にも遭遇しませんでした。

直江津で戻ってここからは新潟へ。ちょうど快速に乗り継ぐことができました。2両ですが…

直江津を発つとすぐに夕焼けに包まれた日本海が。久々に海を見た気がします。


2時間半乗り通して新潟入り。新潟横に長すぎます…


いつぶりかも思い出せないぐらい久々に来ましたが、すっかり新駅舎への移行が完了していました。旧施設の解体も着々と進んでおり、連絡通路の建屋のみが残っていました。


その近くにあった半地下コンビニもいつの間にかただの居酒屋に。新潟の進化は止まらないですね(?)


明日は佐渡に渡ります。ではでは。