真夏のグルグル九州遠征 その6

 8月29日(土)

その5から。往路は鈍行でしたが、せっかくの切符なので帰りは贅沢します。(いうてもワンマン特急ですが)

列車名からして、こんな貧乏大学生ごときが乗っていいのかって感じの列車ですが、車内はもっとすごいことになっていました。

さっき佐賀側から見たはずの有明海を今度は熊本側から。こっちは遠浅なので全然違う海に見えます。

川尻で例のクルマが少しだけ見えたり。

熊本で降車前に車内を。実際は8割ぐらい埋まっていたので、朝ガラガラのかもめを見ていた身には安心しました。

熊本からは九州横断特急で一路別府へ。全線復旧したばかりの豊肥本線を爆走していきます。

しばらく登っていくと完成間近の新阿蘇大橋が。でっかい橋の工事現場を見るたびに、現代の土木技術のすごさに圧倒されます。

その数百メートル先には崩れたままの阿蘇大橋が。リアルで見ると報道写真の何倍も衝撃的でした。

赤水より先はしばらく阿蘇山を横目に東へ。指定席完売な中、自由席の南側が取れてなによりでした。

景色に気を取られているともう別府。ヘッドマークが粋なものになっていました。

(デッキに立ち客が出るほどには繁盛していたので増車してください…)

別府からは看板特急で一気に博多へ。

通過儀式もしました。

今宵の目的地は鹿児島中央。ということで800系で一気に南下します。

部分開業で乗った時は「これが21世紀の新幹線か」と餓鬼なりにわくわくしたものの、グランクラスとか出てきた今となってみれば一昔前の新幹線になっちゃったのが残念なところ。

鹿児島まで乗り通すと見せかけて川内で下車。

終電で鹿児島本線の末端区間を乗り潰します。おじさま一人を除いて誰も乗っていませんでした。

移動時間19時間はさすがに応える… と思いつつその7に続きます