8月5日(水)
西院からは涼しいバスに揺られて梅小路へ。今年もこの場所に来てしまいました。入口には2001号。こういう1両だけ他とは違う運命をたどっている車両って奥が深いですよね。
市電広場も覗くだけ覗きました。あれ、奥に大阪で見覚えのある車両が…
10時の開館とともに滑り込んだのは、8月いっぱいで一時閉館の梅小路蒸気機関車館。 何度か来たことはありますが、最後くらいもう一度ということで、強引に行程に組み入れました。
入ってまず目に飛び込んだのがこの弁慶号。弁天町時代はこんな至近距離で見られませんでしたから、どこか新鮮です。
横からも。あれだけ長い間ガラスの中で眠っていたにもかかわらず、この度整備されて動態保存されることになったから驚きです。
閉館まであと少しながら、並行して館内のリニューアルが行われいます。おかげでB20形の後ろに追いやられた1080号機。
かつて広島鉄道学園で保存されていたC62のトップナンバー。ぜひとも再び動いてほしいカマの一つですが、なかなか手厳しいようです。
菊章が飾られたC58-1号機。そういえばSLやまぐち号も4代目のSL牽引機が登場しようとしていますね。
恐らく検査中であろうカマの台車。一瞬廃車かと思ってしまうような露骨さです。
館内を散策していたらC61-2号機のものらしい運転室が。どうやら装置の交換をしていたようです。
転車台を交えて恒例の構図で。建物も車輛も残るとわかっていても、「梅小路」の文字が消えると考えると淋しいばかりです。
この日のスチーム号は8630号機。今夏は閉館直前ということで、さっきの弁慶号を含め様々な機関車が牽引するようです。
転車台の南側にはここに所属するDE10も。まさに梅小路が「機関区」として生きている証拠です。
燕マークでおなじみC62-2号機。ポツンと佇んでいるのが逆にかっこよかったです。
なんかもう「梅小路と言えば」なアングルですが一応押さえておきました。整備士さんが静態保存機にも油をさしていたので、実際は写真以上に輝いています。
最後にこの写真を持ってくるのも変ですが、入口のウェルカムボードを。やはり「梅小路」という言葉に思いがあるようで、目頭熱くなるものでした。
梅小路を後にしていよいよ遠征もラストスパート。一路再び東へ向かいます。Part8へ。
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