デルタの窓口

2024年1月25日木曜日

世界最狭の海峡に物申す

10月1日()


最近の個人的流行りである「行ったことない市町村制覇」と「御船印集め」をハイブリッドさせた回です。今回のスタートは牛窓から。
下調べの時にたまたま見つけた水没ペンション村。干拓地の上にあったペンションが廃墟と化し、ポンプが機能停止した結果水没したらしいですが、写真で見る以上に現地の異世界感はすごいです。

本日の御船印①、前島フェリー。さすがにメインの方はよくある200トン級の小型フェリーですが、サブ用とはいえスケルトン過ぎでは…

やってきた前島は本土・牛窓から船でわずか5分。バブルのころなら間違いなくイケイケドンドンで架橋してたんでしょうけれども、そうはいっても古のリゾート地なので一筋縄にはいかなかったのでしょう。。。

前島は意外にもキャベツが有名だそうで。高原で育てる作物じゃないの。


上の写真ぐらい登ったところで見つけたカニ。近くに水路があるわけでもなく、救いの余地がなかったのでそのままにしておきました。なぜ迷い込んだ…


前島からだと香川県もよく見えるのですが、直行ルートは存在しないので、瀬戸大橋経由で高松入り。行きつけのうどん屋に行くほどの時間はなかったので駅前で適当に済ませました((

そのままシャトルバスを介してジャンボなフェリーへ。船までのアプローチですらもジャンボです。

ジャンボフェリー特有の露天甲板を眼下に小豆島へ。
余所者からすると、陸路なら2時間半で神戸まで行けるところを5時間弱かけて行くメリットがあまり理解できないのですが、意外にも船内は大繁盛していました。

むしろ小豆島で下船したのは自分一人だけ。それどころか港で40~50人ぐらいの乗船待ち列ができていたので、凡人には理解できない需要なあるのでしょうね。。。


というわけで初小豆島です。淡路島、大久野島、周防大島と挙げればキリがないですが、周りの友人が行ったことあって自分はない島が瀬戸内には多すぎます。


そのままバスに揺られて土庄の中心地へ。"ギネスブック上"では世界一狭い海峡を見に来ました。


色んな所で同じこと言ってますが、世界一狭い海峡は「元宇品の入口のあそこ」です。昔TSSが番組で巻き尺持って測っていましたが、何よりもG7首脳も視察済みですので、世界的にもエビデンスは十分でしょう(((
余談ですが世界一狭い海峡横断証明書はちゃんともらいました、ヲタクなので。。。(小声)

ついでに西光寺へ。寺の名前だけ聞いてもしっくりこないとは思いますが…


なんといっても「咳をしても一人」が生まれた場所。いわずと知れた自由律俳句の極ですが、こんなブログで語っても仕方ないので割愛。


そんな西光寺から数分歩いたところにあるのが、インスタで腐るほど摺られたエンジェルロード。咳をしても一人って、恋人の聖地を独りで観光する旅人の俳句だったのか…?((

この辺で土庄を後にして島の北側・大部へ。塀もなければ二宮金次郎も撮り放題な小学校がありました。


この日最後の御船は、今年の11月末で休止する瀬戸内観光汽船へ。島の外周道路から桟橋の先の船まで一直線に抜けるこの直線美がたまらなかったです。


近づくと思った以上にデカい。シーパセオとかよりも一回り大きい1000トン級なので、空っぽの甲板が余計に空しく感じます。


最終便なのもあって客室もガラガラ。こればかりは休止も致し方ないのかなと思ったり。


休止を知らせる張り紙もひっそりとありました。


70分ほどで日生に到着。瀬戸内海の中でも特に風光明媚な日生の入り江にもうフェリーが来ないと思うと惜しいものです。


日生からは赤穂線経由で帰広。10月こそはいっぱいお出かけします。ではでは。

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