デルタの窓口

2024年3月3日日曜日

関門海峡を切り裂いて

11月25日()




御船印を集め始める遥か前から気になっていた航路を楽しんできました。
僻地の港みたいな光景ですが、これでも小倉駅から徒歩10分強です。

従業員通路みたいな廊下を通って乗船。廊下の先は普通の階段なのでバリアフリーのバの字もないです。


今宵のお供は1987年デビューのフェリーはやとも2。九州~関西航路の多くが2度世代交代している中、この航路はずっとフェリーくるしまとの2隻体制です。


船内は他の長距離航路であまり見られなくなった質素な造りでした。これはこれでいい…


二等寝台の8人部屋。繁忙期は相部屋なのでしょうけれども、この日は貸切でした。とはいえどのベッドを使っていいかは指定されています。

夜行フェリーにしては遅めの21:55に出港。新門司港から出る航路とは違って小倉の夜景を背に出港するので、旅情が溢れていてたまりませんね。

ロビーのモニターに表示されていた現在地。船のイラストが旧塗装なあたりポイント高いです。

出港して30分ほどで門司港沖を通過。北九州発着の長距離航路は数あれど、関門海峡のど真ん中を突き進む国内定期航路はこの松山・小倉フェリーが唯一です。

からの関門橋通過。情報量が多すぎますね。

少し離れてもう一枚。左に門司港、右に下関の夜景を据えた感じが風神雷神のごとく貫禄が溢れていて、今思い返しても脳裏に焼きついているシーンでした。

イベントがひと段落したところで大浴場へ。いうまでもなく貸切でした。
乗り物ヲタク的には面白い航路なのですが、なんせ関西航路の1.5倍は値が張りますからね… 
今回は以上です。

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