デルタの窓口

2025年7月1日火曜日

北陸特急に惜別を 前編

2月3日()




年度末が思いのほか立て込んでしまい、ラストチャンスの週末で北陸に行ってきました。
前週のやくも狩りみたいに積雪しているのが理想でしたが、暖冬ではそうも言ってはいられず。。。

出発前に定番の広島駅観察。仕事柄出張で通りかかることが多いので、肉眼では日々変化を目に焼き付けていますが、撮れるときには一眼で記録しておきたいところ。

最速ルートで一気に福井へ。ちょうど反対方向からV12が上っていくところでした。


福井駅前。知らない間に恐竜のオブジェが増えていました。しかしこの位置、光線的に撮りにくいですね。。。(編集技術の問題かもしれませんが)

2か月ぶりの福井でしたが、すっかり開業寸前の装いでした。あとそこに人がなだれ込むだけと思うとわくわくしますね。

北側改札。たまたま試乗会の日だったようで、反対側の改札は賑わっていました。


後続のサンダバで金沢へ。もちろん、適当に来たサンダバに乗っているわけではなく…


七尾線直通のサンダバで金沢入り。本来であれば和倉温泉行きですが、当時能登地震の影響で七尾以北が運休のタイミングでした。


切り離された付属編成。思えば駅のホームで特急が増解結する場面も減ってきましたね。


午後はレンタカーを借りて撮影モードに。高架下を駆ける681系から。


加賀笠間で新幹線と分かれて西へ。後続のサンダバも681でした。


続けて9連しらさぎ。改めてカーブが良く映えるフォルムです。


冬季通行止めの踏切と。
次通常運用になった時には、もうそこは特急街道ではないのが何とも言えないですね。


白山をバックに旧塗装サンダバ。積雪はさっぱりでしたが、雪化粧した山々と絡めることは何とかできました。

折返しは金沢駅のホームで。いい意味で無機質な金沢のホームには、このシンプルな塗装が良く似合います。


内側からも。30年たっても色褪せないデザイン、ぜひ博物館入りしてほしいところ。

記録がてら新幹線ホームへも。14番線から東京方向へ出発するのもおそらくこの春まででしょう。


個人的にツボだった一枚。That is Kyotoということでしょうか(違)


改札横のカウントダウンボードは残り42日。百戦錬磨のヲタクなので知っていますが、40日は一瞬です。何回、最末期の記録をサボって後で後悔したことか…


今夜は金沢で宿泊、なのですが荷物を置いて夜遊びへ。
6連のせいで中途半端な位置に止まるダイナスターから。

しらさぎの後続で入線してきたサンダバ。こういうシーンを見ていると、特急街道が本当に終わりを迎えるのか疑わしいまでもあります。


少し足を延ばして小松へ。この圧倒される頭上表示こそが特急街道の証ですね。


小松も新幹線改札は開業間際の雰囲気に。


折返しまで時間があったので土居原ボンネット広場へ。一番かっこいいヘッドマークが付いていました。

側面は修復中。屋根がない分、手作業で大事にされている感があって、これはこれで素敵だなと思いました(謎目線)


小松駅に戻って本日最後の目的。知る人ぞ知る深夜特急を乗り納めしてきました。


発車標はすでに明日のモードに。連続的に表示されるのはきたぐにの時代の名残でしょうか。

というわけで17分の小旅行へ。日本海を掠め闇夜を切り裂く車窓は、五感を以ってして昼間とは全く違った風景でした。


金沢到着後はそそくさと改札外へ撤退。意外にもそれなりの利用者がいました。


見てよし、乗ってよし、聴いてよし。改めて素晴らしいクルマですね。翌日に続きます。

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