デルタの窓口

2021年9月8日水曜日

最長片道切符の旅 27日目

9月6日(月)

26日目はこちらから。

朝一で某有名映画のポスターの聖地を巡礼してきました。後で本物と比較したら思った以上にローアンだったのでお粗末な写真ですが…


今日は九州の南端・宮崎を目指していくわけですが、まずは小野田線で小野田へ。工場街を突き抜ける路線のイメージでしたが、朝ラッシュは完全に通学電車の雰囲気でした。


前日に運転を再開したばかりの山陽線で朝の厚狭へ。西日本に入ってから代行バスばかりだったので、旅行中に少しでも復旧した区間が増えて何よりです。


厚狭からは美祢線で一度山陰・長門市へ。前回来たのが2008年の山口DCのときなので、久々に来て早々この怪しい鳥居にびっくりっすわ。(SNSで存在は知っていましたけれどもよ…)

長門市からは響灘に沿って本州最後の区間へ。途中小串で1時間近いバカ停があったので耐え切れず駅の外へ。それにしても駅名のフォントがいい。


駅から10分ほど歩いてあおい浜へ。中国地方にまだこんなコバルトブルーの砂浜が残っているとは… そして平日の昼前なのもあって、人誰一人いない空間が最高でした。


再び動き始めて一路下関へ。途中の梅ヶ峠駅で唐突にこれが目に飛び込んできたわけですが、まあこんな中間駅が端っこだなんて正直初知りでしたよね…


7時過ぎに宇部新川を出たはずなのに、下関に着いた頃には13時前でした。いかに今回のルートが変態を極めているのか…


いよいよ迎える関門トンネル区間は1500番代のトップナンバーで。駅前のゆめマートの弁当コーナーを適当に徘徊していたら、無性に海鮮焼きそばが食べたくなったので九州へ輸入しました((


下関⇒小倉⇒城野⇒安部山公園⇒苅田⇒中津と、北部九州で少し下車印集め。中津ではビジネスホテルの屋上にそびえたつ庶民派モードの諭吉先生にお出迎えしていただきました。


宇佐神宮を意識したデザインのUSA駅へ。アメリカンと思わせといて、みどりの窓口のサインや指定席の乗車位置案内が最高に国鉄臭を放っていたのがよきでした。


宇佐から先は2時間以上普通列車が来ないので、開き直って特急ワープ。九州特急は距離ごとに細かく特急料金が設定されているので、ちょっとした軽はずみで券売機をたたいてしまいますね。


そういうわけでソニック課金して別府へ。別府駅前の手湯は乗換時間6分の人間には不可能な熱さでした((

下車印集めで別府⇒大分⇒鶴崎⇒大在⇒臼杵。どういうわけか大分県内の駅では、下車印押す時に最長片道切符について質問攻めされる&最後はその時改札にいた駅員さん全員で送り出してくれる、っていう現象が半分ぐらいの確率で起こってました。夕ラッシュ帯なのもあって最高に恥ずかしかったですね…

臼杵に続いて隣の津久見へ。聞くところによれば、日本に現存する最古のミカンの木がこの地にあるらしく、それも平安末期から生き延びているそうで(生命力…)

佐伯からは大人しくにちりん課金して延岡へ。誰もいないコンコースに観光ディスプレイから流れてくる"日向神話を聞いていきませんか…?" が怪談話の誘い文句にしか聞こえないんですわ。


そのまま817系に乗り継いで今宵のゴール・宮崎へ。10日のリミットを前にして18きっぷがあと2日分余っているので、明日は宮崎の乗りつぶしに全振りしようと思います。ではでは…!

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