デルタの窓口

2022年3月31日木曜日

九州末端を攻める その1

3月8日(火)

3102号の出場試運転を追った足で、そのまま小倉入りしていました。
3日間で九州の未乗区間を攻めていきます。
今回使用するのは旅名人の九州満喫きっぷ。3日間で11000円と割高ですが、その分九州の私鉄が全部乗れます。

小倉を5時に発ってそのまま福岡の端っこまで。偶然の産物で珍しい列車に乗れました。

少し前まで腐るほどあった103系の快速電車も、定期ダイヤではとうとう日本で唯一に。ワンマンで海沿いを走る組み合わせは安芸路ライナーを彷彿とさせる走りでしたね。


そのまま伊万里に抜けて松浦鉄道へ。九州最西端の三セクで最西端の駅を目指します。


巨大発電所とかを眺めていると到着。"沖縄に鉄道なんて存在しないんや…!"

駅の横にはよくわからないモニュメントがありました。巨大カマキリと作業員の蝋人形の組み合わせって…


佐世保まで乗り通した後は諫早へ。レンズ越しではどうしても伝わらないのですが、西九州新幹線が開業した暁には、ぜひこのでかすぎる自動ドアを目の当たりにしてほしいです。


何度目かの諫早ですが、ついに島原鉄道へ。サンリオコラボかっていうぐらいプリティなクルマでした。


有明海しか見えない駅こと大三東駅。そこらの海が見える駅とは系統が違うので好きです。


駅のホームで黄色い線そう使うのか…


そのまま島原港まで乗り通し。この後は熊本まで抜けたいのですが、有明海をぐるっと迂回するルートは高校時代に18きっぷでやってうんざりしているので、今回は財布の紐を緩めてフェリーで。よく見たら高速カーフェリーとか書いてますねぇ。


乗船時間たった30分なのであまり期待していなかったのですが、内装は普通にすごかったです。階段上の階は豪邸かってレベルにソファー席がずらーと並んでました。


17時半に出港。"高速カーフェリー"とかいうぐらいなので、加速がもう化け物です。普賢岳がみるみる遠ざかっていく。


しばらくするとカモメが恐ろしいぐらいの群れで襲ってきます。常連客がえびせんとかで餌付けしているらしく、熊本に着くまでずっと船の上空を飛んでいました。


というわけで探検し終える前に熊本に到着。こんだけクルージングフェリーの内装しといて見た目はスーパージェットなのが化け物の風格らしいといったところ。


連絡バスでそのまま熊本駅前へ。微妙に次の電車まで時間があったので辛島町止めを一枚。


熊本で終わりと見せかけて気合いで鹿児島まで抜けます。新八代からは肥薩おれんじ鉄道で出水まで。国内の鉄道を乗りつぶしたら次は台湾とか行きたいですね。


出水から先のおれんじ鉄道線はすでに営業を終えていたので、しゃあなしで一区間だけ新幹線課金。4回生にもなるとバイトし放題で資金に余裕があるため、新幹線課金に抵抗がなくなったのが少しだけ悲しいような。


川内からは終電リレーで南鹿児島まで抜けます。鹿児島中央は23時半に全方向の終電が一斉発車するスタイルでした。


というわけで小倉を出発して18時間、長崎経由で鹿児島の目的に到着しました。三セクが使えるとこんなダイナミックな移動ができるんですね…


駅前の市電の電停は終電も過ぎてすっかり真っ暗。朝が早かったので一刻も早くネカフェに滑り込みました。


余談ですがこの駅前の快活、異常なぐらい安すぎましたね… 学割もあって800円足らずで一晩を明かせました。というわけで翌日に続きます。

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