デルタの窓口

2022年3月31日木曜日

九州末端を攻める その2

3月9日(水)

日付が変わる寸前に鹿児島入りした翌日、当初は予定になかったのですが、魔が差して4時半起きでさらに南へ。


というわけで夜明け前の最南端駅に来ました。何もかもが壮大なんじゃ…


一度通過はしていたものの、せっかくなら四駅全部降り立つかぁ…という前日の思いつきで下車。雑学としては遥か昔から知っていた駅にたどり着けたのは感慨深いですね。


そのまま西大山で夜明け。方角的に夏場なら線路の前上から日が昇ってきそうですね。


明るくなってきたところで鹿児島へ折り返し。乗車前にキャンピングカーで九州を旅しているご家族と談笑したのですが、ああいうダイナミックな旅も憧れますよね…


鹿児島で少しだけ時間が空いたので、3桁車の稼働を期待しつつ鹿児島駅前へ。結果は0でしたが、陸送ぶりに7504号と再会。


あとは全国に増殖するチャギントンも。なぜか広電や阪堺などと違って、車両そのものになりきってますね…


9500形3並び。等差4で揃っているのがA型的には(?)気持ちいいです。


昼前に国分へ移動。ここからが非鉄ながら今日のメインです。


国分でレンタカーを借りて独り道を走らせること2時間半、念願の佐多岬に行ってきました。あたかも入口みたいなゲートですが、ここからさらに15分走らないと着きません…

路肩で一枚。黒塗りのアクアで大隅半島をかっ飛ばしてきました。


ちなみにバスでもこのゲートまでは来れます。ここから佐多岬までは熱帯林みたいな山道を徒歩1時間ですが…


しかもこの本数。到着便は午後なので、交通機関での日帰りはまず無理です。それだけ辺境の地なところが一層惹かれるわけですが…(笑)


本土最南端にして本土四端で最も到達困難な岬。ついにその地に踏み入れることができました。興奮が止まらないですね。


そんな場所なので宗谷岬とかに比べると人もまばら。その静寂さが辺鄙な雰囲気を掻き立てます。あまりの道中の苦痛さにプチ修羅場になっているカップルもいましたね なぜデートで行こうと思った


九州の端っこで個人的に刺さるデザインを発見。こういう細かいところ含めて、南大隅町の佐多岬に対する力の入れようが感じられます。


展望台の上からは写真の世界が。もう説明なんていらないですね。


鹿児島県の形を思い浮かべれば想像つくとは思いますが、西方向にきれいに開聞岳が見えます。遠すぎてまるで島みたいですが。


入口には見上げるほどのガジュマルが。ここまでの道中も、本州では見かけない植物が道端にだんだん増えてくるので、異世界に向かっているようで楽しかったです。

最後に少しだけ北上して北緯31度線の石碑へ。九州の端っこがギリギリ31度線を跨ぐように位置しているの、言葉では形容しがたい神秘感があって面白いですよね。


レンタカーの時間もあるのでそろそろ帰ります。佐多岬から数十分走ったところにあった宗谷岬の文字。国分駅までの往復が270キロなので、やっぱ日本って数字的には狭い…?


鹿児島に戻ったころにはすっかり真っ暗に。今日は無課金で熊本まで戻ります。


肥薩おれんじ鉄道の最終は行き先に"最終"の表示がありました。こういうのってなぜか地方の鉄道ばかりちゃんと表示していますよね。


そのまま熊本に戻って即就寝。連日19時間ぐらい活動しているので、そろそろ限界ですね…(笑) 
最終日に続きますー

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