デルタの窓口

2015年7月7日火曜日

769号・半世紀ぶりに広島の空へ

5月26日(火)

この日の前日に広電のホームページ上で公式発表があった通り、この度769号が宮崎県串間市の団体に譲渡されることになりました。その発表の翌日、早速搬出作業が行われました。



















今回の搬出に使われたクレーン。車庫反対側の国道2号線からも分かるくらいその存在感は抜群でした。

























管理人がついたころにはすでに屋根上機器は取り外されていました。したがって位置の微調整もすべて人力です。見るからに大変そうです。。。



















そして時刻は16時を回ったころ、ついに769号が少しずつながらもう吊り上げられていきます。



















 そして少しずつ回転していきます。途中台車だけが向きをキープしてドリフト状態のようになったり。



















90°回転。ここで作業員さんから「こんなことは滅多ににないので、じゃんじゃん撮ってください!」とのこと。ではお言葉に甘えさせていただきます(笑)



















さらに回って135°。すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、広告はそのままで宮崎へ旅立ちました。



















ほぼ180°回ったところで車両の下にトレーラーをセット。何ともダイナミックな光景でした。


















 そしてゆっくり車両を下ろしていきます。こんな間近で作業が見れるとは、現場の方々に感謝するばかりです。



















 車両は奥側から降ろしてきます。車輪の位置を固定するのにこれがまた一苦労されているようでした。



















10分ほどの時間をかけて反対側も降下。ついに搬出作業はひと段落したのでした。



















 搬出作業が終わるや否や、早速架線の復旧作業が行われました。もう時間は夕ラッシュの始まり頃です。



















最後にドアを閉めて少し後退して出発準備完了。この後769号は、西広島バイパスを爆走して無事に串間駅前に設置されたようです。そのあたりはぜひ同業者さんのブログをご覧ください。




















こうしてまた1両、広電の線路から車両が去ってしまいましたが、いつかは串間の地で再会できたらいいなと思います。それでは。

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