10月25日(土)
前置きをダラダラ書いても仕方ないのでさっそく。今年も広島車両所の一般公開に行ってきました。かれこれ今年で21年目を迎えるそうで。 その頃はまだEF210なんていなかったんですよ・・・今年の目玉は2010年以来4年ぶりのEF66-0番代国鉄色ツーショット… というかニーナとトップナンバーの並びです。
組み合わせは4年前と同じ(正確には2機の位置が左右で逆)ですが、何と言っても今年は秋晴れ!
4年前の生憎の雨の中でのイマイチな写真への鬱憤を晴らすことができました。ただし、この2機だけはゼロロク好きの勢いで何十枚も撮っているので別記事で紹介します。
軽く全景。機関車も赤と青に統一されてきましたね。(黄色とか変な奴がいたのも過去の話ですw)
DD51-852号機には日本国旗が。愛知からわざわざやってきたわけなんですが、その理由は後程・・・
かれこれ広車に長居して1年がたってしまったEF510-4号機。そろそろ復活するらしいですがホンマかいな・・・?
広車に来場した人に強烈な印象をもたらすこのトーマス号もどき。今年も元気にピストン運転してました。
もと配給用のワム。今年はだいぶ整理されて2両しか残っていませんでした。
運転室公開にはEF210-108号機。それにしても貨物フェスティバルがある度に、非電化な廃車置き場の最奥までよく突っ込もうとするなぁと驚かされます。
その前にはDE10-1081号機。安治川口でSRCを横目に入換の運用にあたっていましたが、 DE11に仕事を奪われた模様。
今年はこの場所は空っぽ。毎年ここでいいからEF500も展示してほしいんですがね・・・ 実際は入換で移動することも難しいようで。
一方安定のEF59-21号機。広車公開・21年の間で時を経る間にこれがセノハチの補機だったことを知る人も少なくなりつつあるようです。
一方廃車待ちのDD51-759号機。852号機と重連で展示されたわけなんですが、その理由も後程…
そしてこちらも久々に登場。
久々にお目にかかれましたよ、EF67-1号機。 光沢あるもみじ色と赤富士がとても馴染んでいると思います。
今年の主なヘッドマーク。思えば、日本中を探してもこんなにころころヘッドマークが変わるイベントもそう多くはないと思います。 広車って素晴らしい。
といった感じで外を一周している間にゆうづるに化けたEF510-4号機。 赤い機関車は赤いヘッドマークが馴染みますねぇ(二回目)
一方こちらは北斗星。DD51国鉄色重連の北斗星とか何十年前の北斗星ですか……(呆然)
んでもって場内は撮影会タイムへ。とはいえ、今年は会場の配置関係から撮影時間が5分に短縮され、 まさかのこのヘッドマークの組み合わせのみで終了~(チーン)
青富士でなければ赤富士でもないこの奇妙な富士。明け方っぽいので「明け富士」と(勝手に)呼んでますが…
プレートも剥がされ、すっかり傷んだ車体。もう門司機関区にDD51の配置はないんですよねぇ。
今や貨物鉄で知らない人はいないんじゃないかと思うくらい一気に知名度が広がった広車のEF210風スイッチャー。新車同然の輝きを放っていますが、実際は南松本からやってきた中古もの。
DE10-1164号機の登場で仕事を失ったDE10-1046号機。もともと広島で最後を迎えたために、ひっそりと姿を消していました。
あ、あそこに生首が(ry
というわけでここ数年で一番インパクトのある形で展示されたDE10-1163号機。ちなみにJR西日本のDE10です。。。(
そしてこのクレーン。ということでクレーン実演の見物にやってまいりました。
相変わらず不思議なこの標識。でも実際に「矢賀にちょっと寄せま~す」とか言ってクレーンに合図しているようです。
某氏が過剰反応する「IHI」。広車のクレーンもIHI製です。
そしていざスタート。今年はEF67-103号機が公開処刑と言わんばかりの多数のギャラリーに見守られて宙を飛び交います。
アップで。ちなみに動画と静止画を交互に撮っているので、クオリティは低いです・・・(汗)
そして台車の上へ。近くのおじさんが「ここでワイヤー切れたらどうしようかねぇwww」 みたいなこと言っていらっしゃいましたけど、そんなこと実際に目の前であったら笑えませんよ・・・
そんなギャグみたいなことはなく安全に降下。しっかし、クレーンで移動したときの余韻がひどかったのか、この時はまだ横揺れが続いていました。
そして台車との接合寸前まで降下。実際にくっつけちゃうと面倒なので、今回はここまでで再上昇します。
これぞクレーン実演といったアングルでしょうか。(適当)
元の位置に帰るべくもう一度ギャラリーに最接近。こんなローアングルで機関車を眺められることもそうそうありません。
そして再飛行。第1回のクレーン実演は数えきれないほどの人々に見守られて終わりました。
改めてJR西日本のDE10-1163号機。稼働回数がそこまで多くなかったからなのか割ときれいでした。
新種のトロッコ車両。(違)
EF510-7号機もこちらへ。レッドサンダーも順に検査期を迎えているようです。
EF66-129号機はスカスカのハゲハゲ状態に。逆にサメの検査期はそろそろ一段落しそうですね。
帰ってきたEF67-103号機。この後もう2回
DE10-1163号機の中身はこちらへ。小さなDE10でも中身はこれくらい複雑な機器が入っています。
・・・ある意味間違っていないような。一度くらいこれで24系客車とか引っ張ってみると面白そう。
そしてこの日最大のDD51-852号機の晴れ舞台が。かつてこのヘッドマークをつけて何度奮闘したことか。詳細はもうちょい後に紹介します。
やっぱり赤い機関車には赤いヘッド(ry
スタッフの皆さんも、なるべく順光のうちにEF67-1号機のヘッドマークを何度か交換していました。(順光じゃなくなった途端に…ry)
国旗は片づけておいても邪魔なのか、EF59に擦りつけ。これはこれで威厳があるのでいいんですがね。
そして赤レンガ倉庫には東日本大震災の石油輸送列車をテーマにした紙芝居「デーデ」が掲示されていました。さっきのDD51もこれと関係がありまして。
DD51-852&759のコンビと言えばかつて、震災後の残雪残る東北に何度石油を届けたことやら。 大雪で立ち往生した時のエピソードなど、様々な温かい物語が細かく描かれています。
明らかにもみじ色を意識したであろうゴミ箱。なんで鉄道工場の人ってゴミ箱に色を付けたくなるんですかね・・・?(笑)
毎年恒例の鉄道模型コーナー。数年前からコンテナの中でも模型が広げられるようになりましたね。
この時間は瀬戸内色115系が快走中。来年の貨物フェスティバルではこの色も過去の思い出となっているのでしょうか…?
懐かしの復興ヘッドマークの次に現れたのはサロンカーなにわ。これ、この前紀勢本線で運行されたばかりじゃん。
謎の福井食堂15周年記念ヘッドマーク。結局のところ、祭の最後まで謎のままでした・・・
気づけばこれなくして貨物フェスティバルを終えられない存在になった「賀正富士」。来年の年賀状用にと言わんばかりの存在ですが、いつしかこのカン自体を「年賀状」と皆さん呼ぶようになりましてねぇ…w
今年は廃車が隠されたがためにガランとしたヤード。相変わらず、真ん中の時が止まった時計が何かを物語っている感じがします。
「だんだんアホになってきたねぇ」byスタッフの方
・・・深くは言及しないでおきます(逃)
さあ、気を取り直して次へ。ちなみに、レッドサンダーの55周年ヘッドマークはこの日のために制作されたものです。
そんなこんなで第二回の撮影会スタート。そしてこれだけで終了です。。。
ゼロロクのスーパーライナー並びも気になりますがそれは別記事で。
つるぎとEF67というしっくりこなすぎる組み合わせ。一昨年もあったような。
時間を持て余したので三回目のクレーン実演を見に来ちゃいました。今度は北側から。
EF210-300番代の増備がアナウンスされている中、あと何回EF67でクレーン実演が見れるかなと気になってしまうばかりです。
そして空っぽな機関車を横目に一気に台車のところへ。さすがに三回目だけあって、道がふさがるほどたくさんのギャラリーはいませんでした。
三回目は最後の実演だったということで、そのまま台車にセット。夕陽に照らされているのがカッコいいです。
そして今年の貨物フェスティバルもいよいよ大詰め。記事ではあまり扱っていませんでしたが、今年は北海道夜行のヘッドマークがやけに多かったのが印象の一つです。
そして〆は「富士」尽くし。先述の「明け富士」もこのために用意していたのかもしれません・・・?
と思ったらここからちょっといじって最後に集合写真。今年は雨の心配もなくすがすがしい気持ちのまま撤収することができました。
最後に入口を。試験週間真っ盛りでしたが、それを抜け出してでも来た意味のあった素晴らしい貨物フェスティバルでした。関係者の皆様、お疲れ様でした!
(ちなみに上の写真に広電バスが写りこんでいるのはわざと。と言うのも、回送でない限り広車の前を電バスが通ることなんぞないので。)
EF66の特集記事に続きます・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿