10月9日(土)
午前の続き。コロナ禍で体験坑道が減便ダイヤ(?)だったので、とりあえず記念館の中を散策して時間をつぶします。
津軽海峡を示した立体模型。こうしてみると青函トンネルの傾斜がまじまじとわかります。
時間になったので体験坑道・もぐら号へ。工事用車両を改造した観光鉄道は全国に何か所かありますが、ここまで現役時代のまま残っている鉄道は他に知らないですね…
もぐら号の到着・出発時のみ開く風門。外からホーム棟へ入る扉を閉めないと開けられないみたいで、帰りもここが閉まるまでは外に出られません。
その風門の向こう側は、単線+通路が果てしなく続いていました。トンネル壁の照明が明るいので、車内灯とかは特に点かずに走り通します。
7分ほどで地底に到着。もはやアトラクションですが、Wiki曰く「世界一海抜の低い駅」だそうなので笑っちゃいます。
体験坑道駅からJRが通る本坑まではそこそこの距離があるからか、駅前には立派な駐輪場がありました。
体験坑道には工事用車両が一直線に並べられていて、もぐら号の乗客全員で順番に見ていくという流れでした。
展示スペースを抜けると金網の前に到着。この向こうがかつての竜飛海底駅だそうで、営業時代に来たかったなとしみじみ。
記念館を後にしていよいよ竜飛岬へ。この石碑、両サイドに1番・3番の小さい歌碑を置くことで自然と竜飛岬が出てくる2番が強調されていて、その発想力に脱帽です。
石碑からさらに数百段上ると竜飛崎の頂上に。宗谷岬みたいに海に迫り出しているわけではないので先端の定義が難しいですが、とりあえず北海道がよく見えます。
岬の象徴らしく灯台も。付近に10人ぐらいのカメラ隊がいたので珍しい船でも撮ってるのかと思ったら、乗り物ヲタク顔負けの望遠レンズをつけた野鳥観察隊でした。カメラ一つでもいろんな趣味があるもんだな…
竜飛岬でヲタクといえば言わずもがな階段国道。ちゃんと走破してきました。
階段の起点の写真ばかりネットで見かけますが、中間地点ではこんなにオーシャンビューな景色が。これはわざわざ来てよかったと思えます。
下から見上げると思いのほかジグザグなルートでした。標高100mほどの丘をもう一度上る余裕がなかったので、そのまま麓からさっきの100円バスで三厩駅に戻ります。
三厩駅には最北端をアピールするイラストが。下北半島最北端の駅が中間駅なだけに、こっちの方が最果てに来た感があって推せます。
蟹田で701系へ乗り換え。小学生のころ「蟹田」と「堅田」どっちがどっちの県かでよくこんがらがってました。
帰りの都合ゆえ、新青森からは新幹線課金で盛岡へワープ。ついにH5系とご対面です。
盛岡で時間があったので連結まで見ていくことに。連結相手のこまちがそこそこ遅れていたので連結しないアナウンスもはやぶさ到着時には流れていましたが、結局15分ほど遅れて連結することに。
形式は違えど、電車でGOで何度も見た盛岡併合だけに、他所とは違った盛り上がりが(心の中で)ありましたね。
盛岡からはひたすら鈍行リレーでいけるところまでって感じです。一ノ関で既視感のある車両が。
返却回送ながらちゃんと往年のLEDが点いていました。
たまたま見つけた接近灯の文字が素敵だったので一枚。バカ停だったようで、そのまま先行の普通電車で一ノ関を後にしました。
結局この日は仙台まで移動。終電でネカフェに入ったせいで3部屋以外埋まっていて、結局マッサージチェアで夜を明かしたのでした。
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