1月10日(月・祝)
周遊パス最終日で函館まで戻ってきた翌日。とりあえずフェリーターミナルへのバスに乗るためにネカフェの最寄電停から函館駅まで移動します。ここで812号絶対に出庫させるマン発動。
3回目の函館にして初めて津軽海峡のフェリーターミナルへ。青函フェリーより値段がするだけあってターミナルは豪華です。
津軽海峡フェリーに所属する船の一覧。一番左の唐突に和風な名前の船に乗ります。
その前に朝食。長旅でタンパク質が枯渇していたので、無意識に駅前のハセストに入っていました。
時間になったのでさっき写真で見た大函丸へ。
というわけで、一世一代の思いで帰りは大間ルートを選びました。そもそもは昨年の大湊線運休事件が原因ですが、なんせ青森ルートと比べて金がかかって仕方ないので、人生最初で最後でしょう…
青森航路と比べると船こそ小さいですが、それでも中はエスカレーターがあるぐらいには立派な船です。
大間ルートは夜行便がないので、初めて日中の津軽海峡を渡ります。瀬戸内みたいな多島美がなければ近くに船もいないので、気分は太平洋とかと同じでした。
そうはいってもわずか90分で大間に到着。ここからバスで下北に出るのにすら90分以上かかるので、そりゃ自ずと函館圏の生活になるよなという発見でした (運賃も船の方が安いです)
マグロで名高き大間の漁港から大函丸を。こんな半島の先っぽなんて社会人になってからそう簡単には来れないので、記念がてら大間崎まで行きます。
路線バスも数時間に1本しかないので、港から40分ほど歩いて本州最北端に到着。奥には弁天島(無人島)の大間埼灯台も見えます。
数日前の納沙布岬ほどではないですが、モニュメントの数はこっちもなかなかです。ただこっちは随分キャッチーなデザインのものばかりですが。
お土産屋の前にはレタッチが独特な自販機も。三連休とはいえそこそこ観光客がいたのにはビックリでした。
大間崎からはバスで下北駅まで。あまりに長いので途中の大間駅で5分ほど休憩です。
ここ大畑は元下北交通の大畑駅舎がそのまま待合室に転用されていました。20年以上前であればここから鉄道に乗り換えだったのでしょう…
右の建屋にキハ85が動態保存されているらしく、20年前に廃止された割には構内がだいぶ手入れされていました。
さらにバスに揺られて下北駅に到着。本州の四端駅は全部途中駅なので端っこに来た感じがあんまりしないです。
防雪林を横目に大湊線の単行が到着。いったん大湊まで移動します。
5分ほどで終着・大湊へ。こっちの方が雰囲気あって末端まで来たって思えますね。
大湊の駅前にも半島の奥地へ向かうバスのターミナルが。いかに下北半島が果てしないかがよくわかります。
そういうわけで1か月越しに大湊線のリベンジに成功。相変わらず野辺地の線路脇の積雪がすごいです。
大間ルートの代償で18きっぷが使えない八戸~盛岡は新幹線課金。夜行便+青森ルートなら今日中に東京まで戻れますが、このルートだと頑張っても18きっぷ最終日に郡山までしか行けないのがつらいところ。
というわけで仙台から夜行バスで東京へワープです。秋田や盛岡からだと7000円前後するのに仙台からなら3000円台で乗れるので、是が非でも仙台までは出てきたってところでした。
ぶっちゃけると格安夜行バスで仙台から大阪直帰でもよかったのですが、値段が少し安くて明日の予定もなかったので、東京で少しだけ遊んで帰ることにしました。というわけで
11日目へ。
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